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2007年09月 アーカイブ

2007年09月11日

AED(自動体外式除細動器)

AEDとはハイテク医療機器で、心臓停止の救急患者に電気ショックを与えて蘇生を図る小型の装置である。通常、医療機器を一般人が使用することは法律で禁じられているのだが、AEDに限って、緊急時での使用が2004年7月から認められるようになった。これに伴い、駅などの公共施設での設置が進み、まだ不十分ながら都内のかなりの駅で設置されているようだ。

一般人にも使いやすいように、電源を入れると音声で指示が聞こえ、それに随って誰でも処置が進められることが売り物となっている。とはいっても、AEDは人工呼吸や心臓マッサージと併用する必要があり、心臓マッサージの方法を習得した人がいないと効果は薄い。いずれは自動的に心臓マッサージを行う機器も現れることだろうが、それまでは我々も心得を習得しておくといいと思う。

一般人が習得できる方法として各地の消防署あるいはその外郭団体が救命講習会を開いている。参加しておけばいざというときに役に立つだろう。地震災害や事故に出くわしたとき、誰かを助けることは生き甲斐を感じる瞬間でもある。一刻一秒を争う事態だけに多くの能力者が必要だ。

2007年09月13日

NHKラジオ深夜便

テレビに押されてラジオの存在が稀薄になってから久しい。嘗て団塊の世代を相手に一大ムーブメントを巻き起こした深夜放送も、携帯電話世代の若者には人気がないようだ。

そのような中にあって、深く静かにファンを増やしている番組が「ラジオ深夜便」である。夜の11時から明け方の午前5時まで放送。この時間帯を考えると、受験生でなければ、深夜運転のドライバーしか聞き手はあるまいと思われようが、実際には50代から80代の高齢者が大半を占めるそうだ。この年代だから既にリタイアした人か、リタイア間近の人達である。

NHKのキャリアを積んだ、当世望みうる最高レベルのアナウンサー(大体50代)が静かな語り口で放送するこの番組は、「大人」にとって心地よい。筆者は深夜に全てを聞くわけにもいかず、録音して昼間所々聞き流しているだけの「不良聴取者」だが、おぼろげに聞いていた頃から数えると既に10年ほどの愛聴者である。

民放に比べさすがにNHKのアナウンサーは質が違うと感じるが、NHKに限らず、様々な社会にいる50〜60代の同輩の中には、やはりそれなりの鍛え方、広い意味での厳しい訓練や教育を受けた輝きを見ることが(稀だが)ある。深夜便は時によって様々な感慨を与えてくれる。眠れない夜に一度耳を傾けてみては如何だろう。

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