携帯電話
最近、S社の携帯電話を買った。携帯電話は10年ほど前から使い始めて、D社、K社と取り替えて使っていたが、使い方に慣れないまま昨年IPhoneに代えてようやくまともな道具になったと思ったところである。
今回はある事情で2台目の携帯が必要になったので、やむなく購入したのだが、こんな商品がおおっぴらに売られていることに本当に驚くことが多かった。
まず、料金体系がよくわからない。頭のいい人が知恵を絞って、ライバルと差を付けながらユーザーの気を惹く競争力を持ち、それでいて企業の利益が上がる「合理的」な価格を設定しているのだろう。しかし、筆者の感じでは生命保険並みの複雑さでユーザーを混乱させ、ちゃっかり儲けようという魂胆丸出しのように思えてならない。
その証拠に、購入当初は無駄なオプションがいっぱい付いており、使用後でなければそれらを解約できないという。今度の携帯ではメールを使う程度でインターネットを見るつもりがないから、ネット使用料の上限がある代わりに高い基本料を追加するのは不合理だといったら、自分が使わなくても他人から写真付きのメールを送られたら一度に500円程度の料金がかかるから安全のためこのオプションにはいっておいた方がいいと言う。
すると使用料は自分が自制するだけでは削減できないと言うことか。いたずらメールの送信料(の一部)を無垢の受け手が払わされる体系はおかしくないか。
更に、使い方もよくわからない。早速送られてきた迷惑メールを今後拒否しようと、その機能をさんざん探し回ったがついにわからなかった。S社のショップに行ってやり方を教わったが、複雑なプロセスにとても覚える気がおきない。
自慢ではないが、筆者はパソコンに関してはひとかどの腕を持っており、iPhoneだって相当の使い手と思っている。筆者が思うに携帯電話の機能の9割は使われていないのだろう。少なくとも使いこなされていないと思われる。
翻って、外断熱が一般ユーザーに浸透しないのは筆者を含む関係者が「技術に溺れて」わかりやすい説明をしていないからかも知れない。難しい技術を易しく説明することは本当に難しいと思った次第だ。他山の石以て銘すべし。