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内窓はお得か

表題は日経アーキテクチュア(ケンプラッツ)2010年2月10日の記事(住宅版エコポイント「内窓はお得」は本当か?)からとっている。

記事を要約すると、住宅版エコポイント制度で需要拡大が見込まれるのが窓の断熱リフォームである。サッシメーカー各社はこれを好機到来ととらえ、特に内窓の販売に力を入れている。

その理由として、住宅版エコポイントの仕組みに潜む矛盾があるからだと指摘する。その矛盾とは、住宅版エコポイントのポイントはエコ住宅を新築した場合でも最高30万ポイント(30万円)。仮に3000万円かけて住宅を建設しても還元率は1%、1500万円でも2%。

ところが、内窓を取り付けた場合は(ケースによって異なるが)還元率は10%を超え、20%に達することもあるという。サッシの交換や、外壁を断熱リフォームする工事では新築工事よりはいいものの、こんなに還元率が高くはならない。一般のエコ家電が5〜10%であることを考えると大きな開きがある。

日経アーキテクチュアは、内窓の省エネ貢献度はそれほど高くはないとほのめかしているのである。本来エコポイントは省エネ貢献度に応じて発行すべきもので、このままでは内窓に走って折角のエコポイント(税金だ)が無駄に使われはしないかと危惧している。

日経アーキテクチュアの言うとおりだと思う。サッシそのものを断熱性の高い二重ガラスや真空ガラスなどに交換するのに比べ内窓の省エネ性能は劣る。詳しくは説明しないが、外側のガラス面に結露が以前より増えるのは物理現象として火を見るより明らかだ。部屋うちが狭くなり、前よりもガラス面に結露が発生することに気づいたら、取り付けた人は落胆するのではないか。

「住宅版エコポイント制度の立ち位置が、温暖化防止を目的にしたものであるならば、省エネを確実に推進していくためにも、ランニングコストの低減を含めて、できるだけ性能の高いサッシを取り付けるようなインセンティブを与えるべきだったのではないか。事務手続きが煩雑になることを嫌ったのは分かるが、サッシの大きさだけでなく、性能に合わせて、発行ポイントをもう少しきめ細かく設定した方がよかった。せめて、これからの制度運用時に、サッシの性能と住宅全体の省エネ効果を消費者に対して明確に数値で示すなど、商品を選ぶための基本情報を的確に提供してほしいと考えている。」(同記事)

全く同感である。

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2010年02月10日 18:30に投稿されたエントリーのページです。

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