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電力危機ーその3
2003.4.28

『週間ダイヤモンド』5月3.10日号。「閑東大停電パニックは幻!? 進む原発再稼働のシナリオ」

「26年前にニューヨークで起きた大停電は、1000万人の生活に影響を与え、復旧までに25時間を要した。都市機能がマヒし、略奪や放火なども発生。」から書き出し、例年並みのペースで電力が消費されると(このままでは)7,8月に停電パニックが起きるのは必至と書く。それに対する電力中央研究所の研究員が考える4つの対応策、正攻法は地元の理解を得て運転を再開すること、2番目は節電、3番目は大口ユーザーの電力を削減して貰うこと、最後が”輪番停電”で乗り切る方法だそうだ。輪番停電というのはエリアごとに順番に1〜2時間ほど電力供給を止めることだという。

 続いて記事の後半はいわゆるウラ話風に進む。東電、国、地元の利害は『地元合意による原発再稼働』で一致しているという。なぜなら彼らが本当に警戒するのは、原発を動かさずに夏場のピークを乗り切ることで、「原発はいらないのでは」という疑念が広がることだからだ。国や関係者の間ではこの「シナリオ」に基づきおおむね着々と根回しが進んでおり、結論としては巷間伝えられる「関東大停電」は、急転直下の決着で幻に終わる公算が大きい、と結論づけている。

 政治の世界のウラ話についてはコメントしようがないが、はたしてどうか。