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外断熱とは
 

我が国では昭和30年代頃から多くの集合住宅、いわゆる団地・マンションが供給されてきました。それからおよそ半世紀、近年では利便性がよく、設備の整った「快適な」集合住宅が人気を集めています。

しかし、そのほとんどは「内断熱工法」で造られており、多くの建物で内断熱の宿命である結露の被害や、カビ・ダニの発生を招いています。

「外断熱工法」は建物全体を断熱材で包み込む、ヨーロッパでは広く普及しているパッシブ工法です。コンクリートには一旦取り込んだ熱が冷めにくい蓄熱効果があり、外気温に左右されず冬でもコンクリートの温度が室温に近く結露の発生がありません。 昼間取り込まれた熱が夜間も室内を暖めるため、太陽の恩恵が生かされエネルギー消費も抑えられます。


外断熱の優位性

『鉄筋コンクリート造と組積造の場合、内断熱とするか外断熱とするかで熱橋の量が違い、熱橋の断熱補強をしたとしても暖冷房負荷に差が出てくる。それを勘案して基準値の差とした。内断熱工法では、最下階床スラブと間仕切RC壁、中間階床スラブと外壁、間仕切りRC壁と外壁や屋根スラブが取り合う部分は全て熱橋となるのに対し、外断熱工法ではバルコニー部分やパラペット部分に一部熱橋が生じる他は内断熱工法で発生する熱橋は最小限に抑えることができるからである。
 このような理由から、次世代基準のような高い基準の場合RC造では、外断熱工法を採用することが望ましい。とりわけ、外気条件が厳しく厚い断熱を必要としている寒冷地ではその優位性が高い。』
(財団法人 住宅・建築省エネルギー機構発行『住宅の次世代省エネルギー基準と指針』1999.11 より)


外断熱はこれからの住宅

現在「外断熱」を取り入れた住宅の供給はほとんどありません。外断熱を適切に理解している設計者や建設会社、関連資材を提供する資材メーカーが少ないこともその理由です。このサイトは「外断熱」の住宅を手に入れたい方を始め外断熱建築に関わろうとする方に「外断熱」の良さを理解していただき、外断熱建築の普及を図ることを目的とした情報交流の場です。みなさまのご意見をお待ちしております。