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結露のない室内
 

内断熱における結露のメカニズム

結露は冬季に冷たい外気で冷やされたコンクリート壁面などに、室内の空気が触れて水蒸気が露となって現れる現象です。一旦発生した結露は温度が低いと気化できずに排出できないまま、さらに結露が継続して壁体内(コンクリートと断熱材の間))に蓄積されます。

結露を防ぐために換気を行うと、室内の相対湿度が30〜40%という乾燥状態になり、ウィルスが繁殖しやすくなります。 たとえ部屋の中心が乾燥状態であっても、壁面近くや押入の中などが低温では、結露の発生は止まりません。
このような状態になるとコンクリート表面は常に高湿度にさらされることになり、カビやダニの温床となります。目に見えない結露(壁体内結露)は気が付かないことも多く、壁紙の裏面にカビが現れたときには既に深刻な被害の発生が予想されます。

結露のメカニズム



外断熱はコンクリートが暖かく結露が発生しません

外断熱の建物はコンクリートの蓄熱効果によりコンクリートの温度が室温近くに保たれます。従って、室内の水蒸気が暖かいコンクリートに触れても結露することがなく、カビやダニの発生する要因を大幅に減らします。


壁体内温度分布

内断熱
内断熱

断熱材とコンクリート表面に結露が発生します。結露水は内装側に移動してカビやダニが発生する原因となります。

外断熱
外断熱
(乾式)

躯体(コンクリート)内では結露が発生しません。外装材と断熱材の間に通気層を設けることで断熱材内部の高湿な水蒸気を排出します。

外断熱
(湿式)

建築基準法改正の結果、水蒸気の排出が可能な湿式工法が可能となった。上の乾式工法に比べ工事費も安価で既存建物の改修にも対応が容易。断熱材と仕上げ材料に透湿性のあるものを使うこと。

赤い線はその場所の温度、青い線はその場所の水蒸気量による露点温度を表します。青い線が赤い線を上回ると結露が起こります。