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外断熱セミナー実況中継

  2007年2月5日 東京都渋谷区の青山オーバルビルで「NPO外断熱推進会議 」主催で「2007年 国際外断熱セミナー in 東京」というセミナーが開催された。

 これは外断熱普及を目指す人達が、アメリカと中国の外断熱状況はどのようになっているだろうかということをそれぞれの専門家あるいはキーマンに話してもらおうという趣旨で行われたものである。当日の講演者は次の2人で趣旨説明に京都工芸繊維大学大学院の芝池先生、また最後のパネルディスカッションにはお茶の水女子大学名誉教授の田中辰明先生も加わって半日をかけて熱心に徴収の耳目を集めていた。

 講演1 米国外断熱協会「EIMA」ステファン・クレムキー事務局長
    「米国の外断熱事情〜EIFS外断熱技術開発に関する北米での最新動向」
 講演2 北京ドライビット化学建築材料社 ロジャー・ピーブラー氏
    「中国の外断熱事情〜中国での産官連携による普及状況と建築事情」

 EIMAとは外断熱に関係するメーカー、施工者、設計者、材料供給業者などを集めたアメリカの外断熱工業会で,この工業会傘下業者で施工される外断熱工事は全体の80%を超えるという。EIMAの目指すところは外断熱の品質向上・維持でEIMA傘下の業者はEIMA仕様の厳密な施工が要請されている。またこの仕様は防火性能についてもアメリカ国内でもっとも厳しい試験に合格したものとなっており、ユーザーが安心して製品と施工をゆだねられる。日本ではこのような業界が結成されておらず、品質についての最低基準すら各メーカー・施工者の間でまちまちであり、ユーザーは各メーカーの仕様をじっくりと検討する必要がありこれが外断熱普及の妨げの一員ともなっている。

 一方、中国は約10年前から政府が外断熱の普及に力を入れており、建物の省エネ率50%を目標に、その有力な手段としての外断熱が飛躍的に伸びている。日本の年間外断熱施工面積は数年前の中国並みで、現在、中国の施工面積は日本の40倍以上にもなっている。

 このような内容のセミナーを満員盛況とはいえ、少数の徴収で終わらせるのはもったいない。NPOのホームページでもセミナーの模様が掲載される予定であるが、それに先立ち当ホームページでも了解の上掲載させていただくことになった。興味を持たれた方は下記のリンクをたどって是非ご覧頂きたい。

 趣旨説明 京都工芸繊維大学大学院  芝池英樹博士(20分)
 講演1  米国外断熱協会「EIMA」ステファン・クレムキー事務局長(26分)
 講演2  北京ドライビット化学建築材料社 ロジャー・ピーブラー氏(25分)

 なお、講演2でも紹介されている実大多層階試験の実際の模様の全体はサンクビット社のサイトでムービーとして見られる。