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Vol.6
人生はサイコーー♪♪…パリ下町のエネルギーあふれる舞台だったわね。 現実世界に戻る前にちょっとカフェで休みましょ。 今日はカフェオレかな?
あのモンマルトルのアパルトマンは外断熱かしら? 壁をすり抜ける時にカビだらけだったら恋人の元へもいけないわよね。 バルコニーは小さかったから熱損失は少ないはず。
まったくゆりったらー。 舞台を見ても 家のことばかり考えてるの?(笑)
そう、私ったら家のことを勉強しすぎてダジャレも出ないほどかしこくなっちゃったみたい。
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ほんとかなぁ・・。
デュティユルにとっては「いつも壁に守られて…壁はいい友達だった・・」家の中は安全な場所だったけど、イザベルには自分を閉じ込める牢獄だったのね。
住む人によって家も正反対の意味になっちゃうわけか。
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1441部屋もあるシェーンブルン宮殿のどこにも魂を解放する場所のなかったエリザベート…、竜巻で飛んでしまうような家に幸せを見出すドロシー…・。 シャム王に断固として自分の家を要求したアンナ…。 ミュージカルの主役たちも家には苦労してるわね。
家は自分自身でいられる場所ということかしら。 ファントムにとってはオペラ座の地下が居心地がよかったのね。
ファントムは住みつきそうにないけど、この劇場も外は無駄なく、中の雰囲気は結構いいじゃない?
舞台装置に工夫を凝らしてるという話よ。俳優さんたちへの配慮もたくさんあるらしいわ。
同じ予算でどこにお金をかけるかっていう視点の違いね。 私も色々と家のことを調べてきて、優先順位が見えてきたような気がするの。 まず、健康を守る家、次に省エネ、それから長持ちするってことかな? 夢やこだわりもあるけど余裕ができたら少しずつ実現していくのも楽しみがあっていいと思わない?
家自体が快適であれば、あとはストーリーに合わせて背景をつくれるというわけね。 でもそんなに気長につきあってくれる建築会社があるかなぁ。
そうなのよね。 この間住宅展示場に行ってみたの。 外見はどれも立派なんだけど間取りやインテリアは画一的で多少の変更はしてくれても、こちらのライフスタイルに合わせてくれるわけじゃないでしょ。 とにかく営業マンは自社製品に自信満々だから、うまく向こうのセールスポイントを押してくるし、自分が住みたい家をさがすというより、向こうが売りたい家の話を聞いて帰ってきたような気がしたわ。
せっかく土地があって自由に家を建てられるのに、既製品を買うなんてもったいないわよ。 注文住宅って高くつくのかしら?
私も最初贅沢かなと思ったんだけど、そうでもないみたい。 設計料は建築費用の10〜15%らしいけど、明細や責任もはっきりしてるから予算と見積もりを比べ易いし、営業費や宣伝費がいらない分安く上がることもあるんですって。 ただ、いい建築家にめぐりあえるかどうかが問題ね。
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建築家って依頼主のいう通り設計図を作るだけじゃないの?
プロの建築家は建築主の希望はもちろん、ライフスタイルや趣味、人格まで理解した上で予算に合わせて専門家としての知恵をしぼってくれる、いわばプロデューサー兼演出家のようなものかな?
ふーん。登場人物が光るかどうかは演出によるってわけね。 その家づくりのパートナーはどうやって探すの?
住宅雑誌やホームページを見てセンスの合いそうな建築家にコンタクトをとればいいらしいけど、うちはまだ家族の希望がまとまらなくて困っているのよ。
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そういうことも専門家に相談してみたら色々なアイデアを出してくれるんじゃない?
そうね。話しているうちにみんなが納得できる家が見えてくるかもしれないわ。 ただ、今の状況で住み易くても5年、10年後にどうなるかなと思うと迷うのよね。 子供の成長や年齢につれて、ライフスタイルは変わってくるし・・。
融通性か・・。この劇場の舞台も板と奈落が切り離されていて公演によって好きな所にセリが造れるんですって。 となりの劇場はただいまアフリカのサバンナ。 野良猫うろつくゴミ捨て場になるかと思えば魔法のかかったお城にもなる…。 家もただ長持ちするだけじゃなくて舞台のように変化に対応できたらさらに長く住めるはずよね。
第1場 子育ての家、第2場 プライバシーの尊重、第3場 バリアフリーなんてね。 自由に間取りを変えられる家か・・。ああ、また条件が増えちゃう。
| 《じゅんとゆりのレポート》 |
| SI分離型プラン |
耐久性のある躯体(スケルトン)と耐用年数が短い交換可能な内装設備(インフィル)とを区分した設計
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リフォームの時に壁や床を壊す必要がなければ廃棄物も少なくてすむわよね。
内装だけじゃなくて間取りも自由に変更できる楽しみがあるのね。 さてと、そろそろ現実世界への壁を抜けますか?
最後には自らデュティユルのいる壁に飛びこむイザベルのように…。 やったぁ、今日はロマンティックなしめくくりだわ。
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夕飯はフランス料理「ベルサイユのばら」にするわ。
なーに? それ。
私の創作料理。 白身魚の白ワイン蒸しと牛肉の赤ワイン煮で白と紅のバラを表わし、それにイタリアンサラダを添えるの。
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どうしてイタリアンなの?
オスカルといえばイタリ・アンドレ・ッシングでしょ!
やれやれ・・ちっとも変わってないわ。
ひと言講義は今回おやすみ 
| 《 じゅんとゆりのミュージカル講座 》 |
| 「壁抜け男」 |
エイメ原作、ミシェル・ルグラン作曲の仏ミュージカル。真面目な公務員デュティユルはある日突然壁を抜けられるようになる。いじわるな上司に復讐し、義賊になって町の英雄に。憧れの人妻イザベルを横暴な夫から救い出すが、「恋をしたら命取り」との医者の忠告通り壁にはさまってしまう・・。 |
| 「エリザベート」 |
ウィーンミュージカル。ハプスブルク家の美貌の后妃エリザベートは自由への憧れとトート(死神)の誘惑との間で苦悩するが、暗殺者ルキーニによりついにトートの愛を受け入れる。 |
| 「オズの魔法使い」 |
ブロードウェイ。 竜巻で魔女の国に飛ばされたドロシーはカカシ・ライオン・ブリキのきこりと共に冒険をしながらそれぞれの望みを手にいれる。 |
| 「王様と私」 |
ブロードウェイ。 シャム王の元へ単身渡った英国人家庭教師アンナの異文化体験。 |
| 「オペラ座の怪人」 |
A.L.ウェッバーの英ミュージカル。 パリのオペラ座地下に潜む醜いファントムは美しく才能あるオペラ歌手クリスティーヌを愛し、音楽のレッスンを授けるがクリスティーヌはハンサムなラウル子爵と婚約。怒ったファントムは…。 |
| 「ライオンキング |
ディズニー。ジュリー・テイモアのコスチュームが魅力ライオン版ハムレット |
| 「CATS」 |
A.L.ウェッバー。 TSエリオットの詩によるさまざまな猫たちの生き様。「メモリー」は娼婦猫グリザベラの歌。 |
| 「美女と野獣」 |
ディズニー。 魔法で野獣にされた王子は本好きの美しい娘、ベルによって救われる。
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| 「ベルサイユのばら」 |
宝塚歌劇。 フランス革命時のベルサイユを舞台に咲いて散った、紅バラ・マリーアントワネットとフェルゼンの恋、白バラ・オスカルとアンドレとの愛。 |
< to be continued >
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